現地時間５月28日、パリ近郊サンドニのスタッド・ド・フランスで開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）の決勝で、レアル・マドリーがリバプールと対戦。１―０で勝利し、４シーズンぶり史上最多14度目の欧州制覇を成し遂げた。

　前半からリバプールに押し込まれながらも、GKティボー・クルトワがビッグセーブを連発。59分に、フェデリコ・バルベルデのグラウンダーのクロスをヴィニシウスが流し込んで奪った１点を守り切り、戴冠を果たした。

　監督として史上最多４度目のCL制覇（ミランで２度、マドリーで２度）を成し遂げたカルロ・アンチェロッティは、『BT SPORTS』で、次のようにコメントしている。

【画像】サラーの決定的なシュートをクルトワがビッグセーブ

「信じられない。素晴らしいシーズンだった。本当にうまくいった。難しい試合だったし、前半はより苦しんだ。最終的に我々は勝利に値したと思う。この勝負に勝ったんだ」

　イタリア人指揮官は、「本当に幸せだ。何を言えばいいんだい？ これ以上何も言うことはできない」と続けている。

「私は記録保持者になれた。去年、ここに来て素晴らしいシーズンを過ごすことができた。素晴らしいクラブ、クオリティの高い、精神的に個性のある本当に良いチームだ」

　復帰１年目で、マドリーをラ・リーガとの２冠に導いたアンチェロッティ。その手腕は見事というほかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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