ローマがECL初代王者に!モウリーニョ監督は欧州カップ戦完全制覇!フェイエノールトは20年ぶりの悲願ならず

2022年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ザニオーロ弾を守り切る

ECL制覇を達成し、喜びを爆発させるローマの選手たち。モウリーニョ監督(右端)も満面の笑みだ。(C)Getty Images

 今シーズンより新設されたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の決勝が現地時間5月25日に開催され、名将モウリーニョが率いるローマと、小野伸二らを擁し、ヨーロッパリーグ(EL)の前身UEFAカップを制して以来、20年ぶりの欧州タイトルを目指すフェイエノールトが、アルバニアで激突した。

 五分五分の立ち上がりとなるなか、17分にローマにアクシデントが発生。ムヒタリアンが怪我で早々に交代を余儀なくされ、代わりにセルジオ・オリベイラが入った。

 中盤以降はイタリアの古豪がやや主導権を握るようになり、迎えた32分に試合を動かす。マンチーニのフィードをペナルティエリア内で受けたザニオーロが、胸トラップから左足で押し込んだ。

 追いかけるフェイエノールトは、41分に背番号10のオルクンが、ペナルティエリア手前から右足で鋭い無回転シュートを放つも、GKルイ・パトリシオにキャッチされる。
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 後半に入ると、フェイエノールトが怒涛の猛攻を見せ、47分にはショートコーナーからの高速クロスに対応したマンチーニのクリアがゴールに向かうが、ボールは右ポストを直撃。直後のマラシアの強烈なミドルシュートも、ルイ・パトリシオのビッグセーブに阻まれる。

 オランダの名門はその後も押し込むが、粘り強い守備を前に、最後までネットを揺らせなかった。

 ザニオーロ弾を守り切ったローマが1―0で接戦をモノにし、ECL初代王者の座を手にした。過去にポルトとインテルでチャンピオンズ・リーグ(CL)、マンチェスター・ユナイテッドでELを制しているモウリーニョ監督は、前人未到の"欧州カップ戦完全制覇"を果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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