「プレーのあと僕のところにきて…」旗手怜央が川崎時代に心の支えとなった中村憲剛の声掛けとは?「すごく気持ちが楽になった」

2022年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この一言が僕にとっては大きかった」

旗手が川崎時代の中村氏との印象的なエピソードを明かした。(C)Getty Images

 セルティックの旗手怜央が、5月22日にDAZNで配信された『やべっちスタジアム』に出演。川崎時代に共闘した中村憲剛氏との印象に残るエピソードを明かした。

 昨年12月末に川崎からセルティックに移籍した旗手は、1月17日の第21節・ハイバーニアン戦でデビューを飾ると、いきなりマン・オブ・ザ・マッチの活躍。さっそくファンの心を掴み、その後もレギュラーに定着し、今シーズンはリーグ戦13試合に出場して4得点3アシストを記録。セルティックのリーグ優勝に貢献した。

 キャリア初の海外挑戦1年目で上々のパフォーマンスを発揮した旗手は、川崎時代のチームメイトで、2020年シーズンいっぱいで現役を引退した中村氏と番組にゲストで登場。川崎での思い出を訊かれ、2020年のJ1リーグ第30節・横浜戦(〇3-1)での裏話を告白した。
 
 1-1で迎えた90分。旗手が右サイドから上げたクロスがジェジエウの得点に繋がったシーンで、その直後にピッチ上で中村氏から掛けられた、ある言葉が印象に残っているという。

「憲剛さんからパスをいただいて、ワンタッチでクロスを上げて、ジェジエウ選手が決めたシーンなんですけど、そのプレーのあと、憲剛さんが僕のところにきて、『よくやった!』と言ってくれました。そのときはあまり試合に出れていなくて、うまくいっていないときだったので、すごく気持ちが楽になりました。そこから徐々に試合に絡めるようになったので、この一言が僕にとっては大きかったなと思います」

 このエピソードに対し、中村氏は「僕も覚えています」とコメント。「ゴールに繋がるすごく良いクロスだった。本人が悔しい思いをしているのも分かっていたので、得点に絡んでほしかった。これでレオが乗っていけるなと思ったので声を掛けました」と真意を語った。

 これには旗手も「覚えてくれているのが嬉しいですね」と満面の笑顔。尊敬する大先輩からの愛のある一言が、当時の旗手にとっては大きな支えとなったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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