FC東京、永井謙佑の果敢な突破も1点が遠く…。柏とスコアレスドローで4戦未勝利

2022年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

終了間際の上島の一撃はハンドの判定…

FC東京対柏は両者譲らず、スコアレスドローで決着した。写真:徳原隆元

 J1リーグは5月21日、第14節の8試合を各地で開催。味の素スタジアムではFC東京対柏レイソルが行なわれ、お互いにネットを揺らせず0-0のドローに終わった。

 最終ラインで落ち着いて横パスを繋ぎ、相手の隙をうかがうFC東京は、柏の激しいプレスに苦戦。なかなか良い形から攻撃を繰り出すことができない。

 逆に相手のカウンターを受ける場面も。20分、速攻からDFの裏に抜け出した細谷真大のシュートは、見事な飛び出しを見せたヤクブ・スウォビィクが好セーブで防ぐ。前半終盤の柏の猛攻にも、守備陣が身体を張って守り、スコアレスで試合を折り返す。
 
 後半は中盤の松木玖生や青木拓矢が積極的にボールを受けてサイドに散らし、リズムを生む。アグレッシブに攻撃に出て主導権を握るなか、途中出場の永井謙佑がスピードを生かして果敢に左サイドを突破。73分にDFの背後を抜け出した永井の決定機は、GK佐々木雅士のファインセーブに阻まれる。

 77分にアダイウトンが放った強烈なシュートもクロスバーに直撃。柏は90分に右CKから上島拓巳がネットを揺らすも、ハンドの判定で得点ならず。このまま最後までお互いに1点が遠く、スコアレスドローで決着した。3連敗中だったFC東京は、4戦未勝利に。柏は3試合勝利なしとなっている。

 次節は25日にともにアウェーで、FC東京は清水エスパルスと、柏は北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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