ベルギーでの武者修行は、プレミアリーグでの活躍に結びつくだろうか。

　ブライトンからユニオン・サン＝ジロワーズにレンタル移籍中の三笘薫は、５月15日のアンデルレヒト戦で開始早々に先制点を奪った。チームはデニス・ウンダフの追加点で２-０と勝利している。

　今季の三笘は公式戦28試合に出場し、８得点・４アシストを記録。同じくブライトンからレンタル中のウンダフも、40試合で27得点・13アシストと活躍中だ。

両選手の活躍は、ブライトンの夏の補強戦略にも影響し得る。16日、ブライトンの地元メディア『SussexLive』は「ウンダフとミトマの好調は、ブライトンに移籍市場について考えるのを躊躇させるかもしれない」と報じた。

「電光石火のスピード、相手を抜く力、素晴らしいユーティリティ性を持つミトマは、ブライトンで理想的にフィットするかもしれない」

【動画】英メディアも注目！三笘薫が開始２分で奪った電光石火の先制ゴール

　同メディアは、「ミトマはスピードとダイレクトさ、ウンダフはゴールへの目と前線での力強さ。彼らはすでにブライトンにあるものとは少し異なる何かをもたらしそうだ」と続けている。

「すぐにミトマが活躍した場合、ブライトンはウインガーを獲得しないかもしれない。すでに真の脅威は手元にあると知って、違うポジションの別の選手を獲得しようとするかもしれない」

「ブライトンのレンタル選手の復帰に関しては、かなり大きな興奮がある。ついにファーストチームでチャンスを与えられるかもしれないのだ。ウンダフとミトマがそのリストのトップにいるのは間違いない」

　先月、三笘はベルギー・メディアで「プレミアリーグでプレーするのは夢」と話していた。その夢は実現するのか。ブライトンの動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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