カタールのアル・ラーヤンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、今月28日に開催されるチャンピオンズ・リーグ（CL）の決勝を前に、自らの立場を明らかにした。英メディア『90min』が11日付けで伝えている。

　今シーズンの欧州頂上決戦では、前人未到の４冠を目指すリバプールと、逆転につぐ逆転で勝ち上がってきたレアル・マドリーが激突する。

　ハメスの経歴から考えれば、昨シーズンに在籍したエバートンの宿敵リバプールではなく、過去にプレーした古巣で、恩師カルロ・アンチェロッティが率いるマドリー側につくのが妥当だ。

　しかし、30歳のレフティは同胞のジャーナリスト、パイプ・シエラ氏との対話の中で、代表のチームメイトがいるイングランドの雄を応援すると語っている。
 

「リバプールにチャンピオンになってほしい。レアル・マドリーにはたくさんの友だちがいるし、こういう試合で倒すのは難しいチームだけど、ルチョ（ルイス・ディアス）には勝ってほしいね」

　コロンビア代表のエースは、今冬にポルトからリバプールに加入。すると、抜群の攻撃力をすぐさま発揮し、怪我がちのフィルミーノに代わり、出場を重ねていたディオゴ・ジョッタらを跳ね除ける形で、スタメンに定着。CLの決勝進出にも大きく貢献した。

　頼もしいニューフェイスの大一番での活躍を、ブラジル・ワールドカップの得点王も大いに期待しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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