「接触していない!」モウリーニョ、開始1分のVAR介入→PK判定に激怒!ファンも不満爆発「サッカーじゃない」

2022年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ウチのチームに起きていることはあんまりだ」

フィオレンティーナ戦のVARに憤慨したモウリーニョ。(C)Getty Images

 ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、今シーズンのレフェリングに対する不満を露にした。

 5月9日のセリエA第36節、ローマは敵地でフィオレンティーナに0-2敗れた。この黒星でローマは宿敵ラツィオに3ポイント差の6位となっている。

 痛手となったのが、立ち上がりの先制点だ。開始早々の1分過ぎ、リック・カルスドルプがニコ・ゴンサレスを倒したとして、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の介入でPK判定に。これを決められて主導権を握られた。

 当初、マルコ・グイダ主審は笛を吹かなかったが、VARのルカ・バンティ審判の介入後、判定は覆ることになった。イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、モウリーニョ監督は試合後に『DAZN』で「ここ(フィレンツェ)からそう遠くないリボルノ出身のバンティ審判の説明を聞きたい」と話した。

「PKの場面を見直したが、接触していない。ファウルじゃない。VAR(にふさわしく)はない。PKじゃない。だが、バンティは介入した」

【動画】ファウルは妥当?モウリーニョが激怒したVAR介入によるPK判定
 指揮官は「フィオレンティーナのほうが良いプレーだったから、彼らは勝利にふさわしかった」と認めつつ、「ヴェネツィア戦も、ボローニャ戦も、多くのエピソードがあるが、説明してもらえない」と、これまでの判定にも損害を被ったといら立ちを見せている。

「本当に、ウチのチームに起きていることはあんまりだ」

『Corriere dello Sport紙』によると、ファンからも次のように不満の声が寄せられている。

「(モウリーニョの笑みは)何が起きているか分かっている者の笑みだ」
「気づかないほどのコンタクト。自分はコンタクトがあったとも思わない」
「わずか2分のPKでローマは気をくじかれた。こんなのサッカーじゃない」
「(開催地)フランキで狂気。コンタクトがあったとしても、これほど最低限の接触でVARとは愚か」

 ヨーロッパカンファレンスリーグで決勝進出を果たした喜びも消えてしまう敗戦に落胆のローマ。一方で、レオナルド・スピナッツォーラの復帰という朗報もあった。モウリーニョとローマは、ヴェネツィア、トリノとの残り2試合でラツィオとの差を挽回できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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