「フジモトが扉を開いた」藤本寛也が1G1Aの大活躍! クラブ史上初の欧州カップ戦に導く勝利の立役者に

2022年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝利への道を進んだ」

ポルトガル1部でプレーしている藤本。(C)SOCCER DIGEST

 現地時間5月8日に行なわれたポルトガル1部リーグ第33節で、日本人MF藤本寛也が所属するジウ・ヴィセンテはホームにトンデラを迎え、3-0で勝利した。この勝利で、来シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグの予選出場権が与えられる5位以内が確定。欧州カップ戦への参戦はクラブ史上初となる。

 トンデラ戦で藤本はインサイドハーフで先発出場し、1ゴール・1アシストの大活躍。開始早々にFWフラン・ナバーロのゴールをお膳立てしたが、これはオフサイドで無効になるという滑り出しだったが、39分にトンデラの選手が一発退場となり数的有利になると、後半に躍動した。

 56分、味方のパスを受けた藤本の柔らかなシュートが相手DFに当たってゴールイン。さらに62分には絶妙なスルーパスを通し、FWサムエウ・リノのゴールをお膳立てした。
【動画】藤本が今季リーグ戦で3点目&2アシスト目の大活躍! トンデラ戦の活躍ぶりをチェック
 現地メディア『MaisFutebol』は、「この試合のハイライト。彼がヨーロッパへの扉を開いた」として藤本の活躍を称賛。「過去3回、ジウ・ヴィセンテはこういった優位に進めた試合では負けたり、引き分けたりしていた。だが、藤本がその活躍で終止符を打ったようだ」と綴っている。

「前半、右サイドがうまく機能していたとすれば、それはこの日本人のおかげだ。彼を中心に良いコンビネーションで何度も優位に立つ場面を作り出し、足りなかったのはラストパスの精度だけだった。後半に入り、彼は運が良かったとはいえ先制点をチームにもたらし、崇高なパスでリノのゴールをアシストしてみせた。70分にピッチを去るまで、彼の働きでチームは勝利への道を進んだ」

 在籍2年目の藤本は、昨シーズンは公式戦31試合に出場し、1ゴール・3アシストを記録。2年目となる今シーズンは背番号「10」を背負って34試合に出場し、ここまで3ゴール・3アシストと昨年の記録を上回っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】試合終了のホイッスルが鳴った瞬間にピッチへ! フィールドを埋め尽くしたファンの姿をチェック

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

【PHOTO】絶世の美女がずらり! C・ロナウドの"元恋人&パートナー"たちを年代順に一挙公開!

次ページ【動画】藤本が今季リーグ戦で3点目&2アシスト目の大活躍! トンデラ戦の活躍ぶりをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事