「脅威を抑えた」左SB起用の冨安健洋、バルサが狙うブラジル代表MF封じに称賛相次ぐ!「ラフィーニャを沈黙させた」

2022年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「気の進まない任務も、大半でうまく対処した」

アーセナルでは初めて左SBで先発した冨安。(C)Getty Images

 イタリア時代に続き、イングランドでも左SBとして評価を高めた。

 5月8日、アーセナルの冨安健洋はプレミアリーグ第36節のリーズ戦にフル出場した。移籍後初の左SB起用ながら攻守にわたって2-1の勝利に貢献している。

 夏の移籍市場最終日に加入してから、右SBとして安定したプレーで地位を確かにしていった冨安。だが、この日はキーラン・ティアニーの負傷離脱後、厳しい評価を受けていたヌーノ・タバレスの代わりに左サイドに回った。

 クラブ公式サイトによると、ミケル・アルテタ監督は「次の試合のことを考えながらやることはできない。今日は左サイドでやりたかったことをするためにそれが正しいことだと思った。特に、リーズのそちらのサイドのことも考えてね」と説明している。

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 前所属のボローニャでもチーム事情に応じて左SBを務めた冨安は、アーセナルでも多才ぶりを発揮。指揮官の期待に応え、バルセロナも獲得を狙うリーズの10番・ブラジル代表MFラフィーニャを完璧に封じ込み、複数メディアから採点記事で賛辞を寄せられた。

 地元紙『Evening Standard』は、8点と高い採点で「左サイドで非常に良い試合をした。ラフィーニャを沈黙させ、可能なときは前に攻め、ガブリエウ・マルティネッリとうまく連係した」と称賛している。

 同じく8点をつけた『90min』も、「タバレスの代わりに左サイドに起用され、ラフィーニャの危険な脅威を抑えた」と高評価。アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』もやはり8点をつけ、「ラフィーニャの脅威に対処すべく左サイドでプレーし、まったく困ることがなかった」とたたえている。

「左足でもとてもうまくやれるので、そちらのサイドへの移行にも困らなかった。ボールを持っているときも、持っていないときも、快適にやっていた」

『101GEATGOALS』も、「本職でない左サイドでラフィーニャ対応という気の進まない任務も、大半でうまく対処した」と、冨安のパフォーマンスに6点をつけている。

 復帰3戦目で改めて存在感を発揮した冨安。日本代表DFの復調は、残り3試合でチャンピオンズ・リーグ出場権確保を目指すアルテタ監督のチームにとって、大きな追い風となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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