【J1】柏が3連勝で暫定首位! 良い流れでACL準々決勝へ

2015年08月20日 サッカーダイジェスト編集部

武富が左足で狙い澄ました技ありの一発。

膠着した流れを打破する武富の一発。柏は3連勝で暫定首位に立った。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月20日、第2ステージ・8節の柏対松本の1試合が行なわれ、2-0で柏が勝ち、勝点を18として暫定で第2ステージ首位に立った。

【J1 PHOTOハイライト】柏 - 松本
 
 試合はボールを支配して主導権を握ろうとする柏に対し、松本は高い位置からの守備でショートカウンターを狙う展開に。
 
 前半は膠着した展開が続いたものの、34分にホームの柏が先制点を奪う。敵陣左サイドを起点に攻め込むと、大谷から武富へラストパス。右足でパスを受けた背番号15は、鋭い切り返しから左足で狙い澄ました技ありシュートを突き刺し、均衡を破った。
 
 前半はこのまま1-0と柏リードで終了。前半途中の29分には柏の輪湖がヘディングの競り合いで頭部から落下し、一時ピッチ上で意識を失い途中退場する場面もあったが、前半終了時には意識をはっきりと取り戻し、病院へ直行している。
 
 後半に入ると、松本も持ち前のハイプレスが機能し、反撃に打って出る。CKのこぼれ球から前田が決定的なシュートを放ち、左サイドからのクロスに酒井が強烈なヘディングシュート。しかしいずれも枠を捉えきれない。
 
 すると70分、柏はセットプレーから待望の追加点を奪う。左CKからエドゥアルドが放ったヘディングシュートはポストを叩いたものの、リバウンドを鈴木が頭で押し込んだ。
 
 その後も柏は、クリスティアーノのシュートがバーを叩き、エデルソンがゴール前フリーのシュートを放つなどゴールに迫るが得点には至らない。試合は2-0のまま終了し、柏が勝点3を積み上げ、8月20日時点で第2ステージの暫定トップに立った。
 
 柏は5日後の8月25日、広州恒大(中国)とのACL準々決勝第1戦(@柏/19時)を控えているだけに、良い流れで重要な一戦を迎えられそうだ。
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