J１リーグは５月７日、第12節の５試合を各地で開催。札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌対京都サンガF.C.が行なわれ、１－０で札幌が勝利を収めた。

　ハイラインを敷く相手に対し、札幌がDFの背後を突くパスを何度も供給する。セカンドボールをことごとく回収し、押し込む時間が続くと、30分にはルーカス・フェルナンデスの右サイドからのクロスに金子拓郎がヘディングで合わせるなど、何度も好機を生む。

　一方で京都はカウンターで人数をかけ、シュートまで持ち込む。最前線のピーター・ウタカが、絶妙なタイミングの抜け出しや力強いボールキープなど持ち味を発揮する。しかしお互いにチャンスをものにできず、０－０で前半を折り返した。
 

　後半も立ち上がりから攻勢を強める札幌が、高嶺朋樹の今季初ゴールで先制。52分、右CKにニアサイドへ走り込んだ高嶺が、ヘディングで合わせてネットを揺らす。

　ホームチームはその後も、しっかりとパスを繋いでビルドアップし、主導権を握る。相手の速攻にも、守備陣が冷静に対応。最後まで無失点に抑えた札幌が１点のリードを守り切り、ホームで２連勝。ペトロヴィッチ監督のJ１通算500試合目の一戦を白星で飾った。京都は３試合勝利なしとなっている。

　次節は14日、札幌はアウェーで鹿島アントラーズと、京都はホームで清水エスパルスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】札幌・高嶺朋樹が今季初ゴール！ ドンピシャヘッドで先制点を挙げる

【PHOTO】編集部が厳選！ ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介！

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し！Jリーグコレオグラフィー特集！