「エムバペがパリSGとの契約更新に原則合意」仏紙のスクープに母親が即否定で欧州騒然!「完全に誤り」

2022年05月06日 移籍情報

「彼が最良の選択ができるように」

今夏の去就が注目されているエムバペ。(C)Getty Images

 5月5日、フランス紙『Le Parisien』が、「キリアン・エムバペがパリ・サンジェルマンとの契約更新をすることで原則合意に達した」と報じた。

 23歳のフランス代表FWは、パリSGとの現行契約が今年の6月で満了。レアル・マドリーへの移籍が取り沙汰されており、契約更新にサインしていない。

 そんななか、パリSGの情報に精通しているとされる同紙が「原則合意」とスクープ。「1億ユーロ(約125億円)のボーナスと、年俸5000万ユーロ(約63億円)を提示したパリSG側の条件にマドリーが合わせることができなかった」と伝えた。
 

 ただ、この報道をエムバペの母親であるファイザ・ラマリさんが即座に否定。次のようにツイートした。

「パリ・サンジェルマンや他のクラブと、原則的な合意はありません。キリアンの将来についての議論は、すべての当事者の観点から、彼が最良の選択ができるように非常に穏やかに続けられています」

 また、マドリーの贔屓紙である『MARCA』紙が、ラマリさんに取材したところ、「キリアンが更新したという情報は完全に誤りです」と情報を否定。「マドリーが息子の将来にとって最初の選択肢であり続ける」ことを認めたという。

 今夏の移籍市場で最大の目玉であるだけに、錯綜する情報に欧州各国のメディアも騒然となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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