「後悔はない」ビジャレアル指揮官エメリがリバプール戦を終えて自軍に労いの弁。“PK判定”を下さなかった審判には…

2022年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームを誇りに思う」

ビジャレアルをCLベスト4に導いたエメリ監督。リバプール戦に敗れたが…。(C)Getty Images

 現地時間5月3日に行なわれたチャンピオンズ・リーグの準決勝、ビジャレアル対リバプールの第2レグは2-3でホームの前者が敗れ、アグリゲートスコア2-5で後者が決勝に駒を進めた。

 第1レグではシュート数わずか1本に終わったビジャレアルだが、第2レグは前半で2点を奪うなど勢いを見せた。だが、後半に3失点を喫し、逆転負けで決勝進出を逃している。

 試合を終え、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は会見に応じ、「試合の前半はプラン通りだったが、我々にはもう少し何か必要だった」と振り返った。米スポーツチャンネル『ESPN』などが報じている。

「この戦いに挑んだことに後悔はない。前半はフィールドの上で準備したことを実現できた。ディフェンス面ではミスをしてはならなかったと思う。我々はもっとボールを保持する必要があったが、後半はリバプールに対応する能力がなかった」
【動画】前半だけで2得点のビジャレアルと後半に3点取り返したリバプール!熱戦の第2レグをチェック
 そう肩を落としたエメリだが、前半にリバプール守護神アリソンにジオバニ・ロ・チェルソがエリア内で倒されたシーンでPKの判定が出なかったことについて記者に問われると、「前半にもう1点加えるチャンスがあったのだから、(PKと)判定されれば大きな一手だったろう」と毅然とした態度で述べた。

「だが、レフェリーに何かを言うつもりはない。この試合での審判はとても良かったし、もし笛が鳴っていたら受け入れるし、そうでなくても受け入れなければならない」

 会見中は、記者から「ウナイ、夢を見せてくれてありがとう」と言われ、エメリが「ここは小さな町だけれど思い入れがある。今日のサポーターも素晴らしかったね」と自軍ファンに賛辞を送る場面も見られた。

 ユベントス、バイエルンというビッグクラブを破り、リバプールを相手に奮闘したビジャレアル。チームは準決勝で敗れたが、南米メディア『globo』は「彼らは顔を上げたままCLを去る。その姿は誇りに満ちている」と称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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