4発圧勝のR・マドリー、2季ぶり最多35回目のラ・リーガ制覇!アンチェロッティ監督が巧みな手腕を発揮、独走で4試合を残して優勝決定

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロドリゴが2ゴール

最多記録を更新する35回目の戴冠を果たしたマドリー。(C)Getty Images

 現地時間4月30日に開催されたラ・リーガ第34節で、引き分け以上で35回目の優勝が決まる首位のレアル・マドリーが13位のエスパニョールをホームに迎えた。

 4日後にマンチェスター・シティとのチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝第2レグが控えているマドリーは、ベンゼマ、ヴィニシウス、クロース、メンディらをベンチに温存。CFにはマリアーノを起用し、アラバが故障でナチョとミリトンが出場停止のCBは、バジェホとMFが本職のカゼミーロが入った。

 メンバーを入れ替えたため、なかなか攻撃の形を作れなかったマドリーは33分、ロドリゴがマルセロとのパス交換で左サイドから切れ込み、右足を一閃。鋭いシュートでネットを揺らし、先制点を挙げる。

 さらに44分も、マリアーノのボール奪取から、再びロドリゴがネットを揺らし、あっさり追加点を奪取する。

【動画】ロドリゴがマルセロとの連係から右足一閃!優勝を決めたマドリーの先制弾
 後半に入って55分には、カウンターからカマビンガが持ち上がり、ラストパスを受けたアセンシオが右足でシュート。3点目を奪う。

 81分には、途中出場のコンビが躍動。カウンターでヴィニシウスが抜け出し、左サイドから送り込んだグラウンダーのクロスにベンゼマが左足で合わせてネットを揺らした。

 このままマドリーが4-0で大勝。4試合を残して、2年ぶり35度目の戴冠を果たし、リーグの最多優勝記録を更新した。

 6シーズンぶりにアンチェロッティ監督を招聘した今シーズンは、第8節にエスパニョールに敗れるまで、開幕7試合を5勝2分けで乗り切る好発進を見せると、その後も大きく調子を落とすことなく、順調に勝点を積み重ねた。

 最大のライバルであるバルセロナと昨シーズン王者のアトレティコ・マドリーがもたつくなか、シーズン中盤からは独走態勢。ベテラン選手を上手く操舵したイタリア人指揮官の巧みな手腕が光った。

 リーグタイトルを奪還したマドリーは、2冠を目指してCLシティ戦に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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