首位I神戸、優勝がかかる広島R戦で3-2勝利! 2位浦和Lの結果を待つ【WEリーグ】

2022年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半だけで3ゴールを奪取

I神戸は優勝がかかる広島R戦で3-2の勝利を収めた。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

 WEリーグは4月29日、第19節の3試合を各地で開催。ノエビアスタジアム神戸では13時3分のキックオフでINAC神戸レオネッサ対サンフレッチェ広島レジーナの一戦が行なわれ、3-2でI神戸が勝利した。

 ここまで無敗で首位を独走するI神戸にとっては、リーグ制覇がかかる重要な一戦。この広島R戦に勝利し、14時3分にキックオフの三菱重工浦和レッズレディース対アルビレックス新潟レディースで、2位の浦和Lが引き分け以下の場合、優勝が決まる。もしくは浦和Lが敗戦なら、I神戸は広島R戦で引き分けでもタイトルを手にする。

 気合い十分のホームのI神戸は8分、さっそく先手を取る。成宮唯のパスをエリア内で受けた田中美南がシュート。これは相手GKに止められるも、こぼれ球に反応した中島依美が右足を思い切り振り抜き、相手のオウンゴールを誘発する。

 12分には髙瀬愛実のスルーパスに抜け出した田中が、狙いすましたショットで追加点をゲット。田中はさらに26分、水野蕗奈のクロスから強烈な左足シュートを突き刺して、この日、2点目を挙げる。

 I神戸が優位にゲームを進めるなか、41分に広島Rの川島はるながコースを突いたシュートでネットを揺らす。前半はホームチームの2点リードで折り返す。
 
 迎えた後半、先にスコアボードを動かしたのは広島R。48分、谷口木乃実のクロスから川島がヘッドで狙う。これはバーに阻まれるも、こぼれたボールを上野真実が押し込み、1点差に詰め寄る。

 堅守を誇るI神戸は、今季初の1試合で"2失点"。今一度、守備を引き締めつつ、果敢に攻撃を繰り出していく。

 白熱の一戦は結局、そのまま3-2でタイムアップ。I神戸が逃げ切ってみせた。浦和L対新潟Lは、2-0のスコアで、浦和Lの2点リードで試合は推移している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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