現地時間４月28日、ヨーロッパリーグ（EL）準決勝第１レグ、ウェストハム対フランクフルトがロンドン・スタジアムで行なわれる。

　EL決勝進出がかかっているこのカードは現地でも非常に注目を集めている。英紙『Evening Standard』は、対戦するフランクフルトの分析記事を掲載。デイビッド・モイーズ監督が率いるウェストハムが「注意すべき選手」として、フィリップ・コスティッチと鎌田大地の名前を挙げた。

「素晴らしい肺の持ち主であるコスティッチは、左サイドを縦横無尽に走り回る。29歳のセルビア人はバルセロナとの一戦で３-２で勝利した際に２ゴールを挙げ、フランクフルトの中核を担う存在だ」
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　そして、そのコスティッチに続いて名前が挙がっているのが鎌田だ。

「コスティッチの左足は素晴らしく、鎌田大地は創造性とチームのビジョンをもたらす。彼らがチームの攻撃の生命線だ。ウェストハムの最終ラインが急ごしらえであることを踏まえても、彼らに苦しめられる可能性は高いだろう。

　この日本人は、前方に広がるスペースの"穴"を見つけるコツを心得ている。2019年のロンドン、フランクフルトがアーセナルに２-１で勝利した際の２ゴールを叩き込んだのが彼であり、ウェストハムにとっては目の離せない選手であることは間違いない」
　
　同試合は日本時間の29日４時にキックオフ予定。ロンドンに渡るフランクフルトのチームメンバーには鎌田、長谷部誠が名を連ねている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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