現地時間４月27日、ブラジルサッカー連盟（CBF）は、６月６日に日本代表との国際親善試合が開催されると発表した。

　日本代表は６月に、カタール・ワールドカップに向けた強化試合を４試合予定しており、キリンチャレンジカップで２日に札幌でパラグアイと対戦することがすでに発表されている。その後はキリンカップサッカーで、10日に神戸、14日に大阪でのゲームが予定されている。

　一方のブラジルは、日本との親善試合のほか、韓国、そしてアルゼンチンとの対戦も予定しているという。現地メディア『Terra』『TNT Sports』などが報じている。
 

　報道によれば、ブラジルはアジアで６月２日に韓国、６日に日本との国際親善試合をこなした後、オーストラリアまで足を伸ばし、メルボルンでアルゼンチンとの試合を予定しているという。

　このアルゼンチンとの対戦には「スーペルクラシコ・ダス・アメリカーズ」というツアー名が掲げられており、９月22日に会場は未定だが、２回目も予定されているという。同時期にはメキシコとの試合も組まれるようだ。

　日本との対戦について、CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は「W杯に向けてチームの強化を目的としたもの」とコメント。しかし、現地メディア『TNT Sports』は「ファンからはこのツアーに対して、『相手がアジアで強化になるのか』『カネ目当てだ』といった疑問の声も多く上がっている」と伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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