現地時間４月27日に開催されたチャンピオンズ・リーグ（CL）の準決勝第１レグで、リバプール（イングランド）がビジャレアル（スペイン）を本拠地アンフィールドに迎えた。前者の南野拓実は、ベンチ入りを果たした。

　試合は、戦前の予想通り、リバプールが一方的にボールを支配。４-４-２のブロックを作るビジャレアルを相手に12分、サラーの右サイドからのクロスに、CFに入ったマネがヘッドで合わせるも枠を捉えられない。

　14分には左ウイングで先発したルイス・ディアスが、カットインから右足でシュート。これは相手GKルジの正面を突く。

　その後も押し込んだホームチームは、33分にショートカウンターからマネが振り向き様にシュートを放つが、敵DFにブロックされる。42分はチアゴが得意のミドルを放つも、ポストに嫌われる。
 

　リバプールがついに堅牢を破ったのは、後半に入って53分だった。右サイドからヘンダーソンが送り込んだクロスが、敵左SBエストゥピニャンの足に当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールとなる。さらにその２分後には、サラーのスルーパスに反応したマネが抜け出してネットを揺らす。

　その後も勢いに乗ったレッズが猛攻を仕掛けるが追加点は奪えず、２-０のまま終了。南野に出番は巡ってこなかった。

　ビジャレアルホームの第２レグは、５月３日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】サラーのスルーパスに反応したマネが貴重な追加点を奪取！

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