マンCが4―3でド派手な打ち合いを制し、ホームで先勝!マドリーは驚異的な粘りも一歩及ばず【CL準決勝】

2022年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始わずか93秒で試合が動く

電光石火の先制点を叩き出したデ・ブルイネ(手前)。(C)Getty Images

 現地時間4月26日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の第1レグで、マンチェスター・シティとレアル・マドリーが、前者のホームで激突した。

 注目の大一番は、開始わずか93秒でシティが試合を動かす。右サイドからカットインしたマハレズのクロスを、デ・ブルイネが豪快なダイビングヘッドで叩き込んだ。
【画像】開始わずか93秒!デ・ブルイネが豪快なダイビングヘッドで先制点を叩き出す

 この先制点で勢いに乗ると、11分にもデ・ブルイネのパスをペナルティエリア内で受けたガブリエウ・ジェズスが、巧みな反転からネットを揺らし、あっという間にリードを広げる。3日前のワトフォード戦で4ゴールを挙げたブラジル代表FWは、2戦連発となった。

 いきなり2点のビハインドを負ったマドリーは、33分にメンディのクロスにベンゼマが左足のボレーで合わせ、1点を返す。
 
 前半はこのまま終わると、シティは53分にフェルナンジーニョが上げたクロスから、フォデンがヘッドで押し込み、3―1とする。

 しかし、マドリーも黙っていない。その2分後、ヴィニシウスが自陣から一気に持ち上がり、そのまま右足でフィニッシュ。大ブレイク中の21歳がひとりで攻撃を完結させ、再び1点差とする。

 ド派手な打ち合いから、その後は少し落ち着いたゲーム展開となるなか、迎えた74分に次の1点を奪ったのはシティだった。ペナルティエリア手前でセカンドボールを回収したベルナウド・シウバが切れ込み、左足で強烈なシュートを叩き込んだ。

 白い巨人も食い下がる。82分、ラポルトのハンドでPKを得ると、ベンゼマがど真ん中へのパネンカを成功させた。絶好調のフランス代表FWは、これで今シーズンのCL14点目となり、得点ランキングでレバンドフスキをかわし、単独トップに浮上した。

 ただ、マドリーの反撃はここまで。結局、衝撃の乱打戦は4―3で終わり、シティがホームで先勝した。雌雄を決する第2レグは、舞台をマドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウに移し、来月4日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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