「アルテタは恥だ」スコールズが糾弾した、アーセナル指揮官のマンU戦での行動とは?「許されるべきではない」

2022年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼はレフェリーに少しでも影響を与えようと…」

アルテタ監督(左)の“タッチライン芸”を猛批判したスコールズ氏(右)。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドOBのポール・スコールズ氏が、アーセナルのミケル・アルテタ監督が古巣との一戦で取った行動を糾弾した。英紙『Daily Mail』が4月25日付けで伝えている。

 4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、5位のアーセナル(勝点57)と、6位のユナイテッド(同54)が激突。痺れる展開となるなか、故障明けの冨安健洋が実戦復帰を果たしたホームの前者が、3―1で大一番を制した。

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 スコールズ氏が問題視したのは、アーセナルが1―0とリードして迎えた30分頃のこと。ブカヨ・サカがユナイテッドのアレックス・テレスによって倒された後、PKの可能性を確かるために、主審のクレイグ・ポーソン氏がピッチ脇のVARモニターに向かう。

 すると、アルテタ監督は激しめのジェスチャーを交え、ポーソン氏に何やら主張。さらにその流れで、ホームサポーターを思い切り煽ったのだ。
【画像】VARモニターのそばで、観客を思い切り煽るアルテタ監督
 47歳の元イングランド代表MFは、『Premier League Productions』でこの一件に言及。「正直言って、あのファウルについては考えていなかった」と切り出し、以下のように不平不満をぶちまけている。

「それは、明確で明白なエラーであるかどうかに疑問を投げかけるものであり、それこそがVARにかけるべき唯一の理由だ。アルテタは恥だね。あんなことをするべきではない。彼は観客のところに行き、レフェリーに少しでも影響を与えようとしている。周りの選手もみんなそうだ。それは許されるべきではない。まあテレスに関しては少し不器用だったね」

 度々感情をむき出しにし、選手のみならず、サポーターまで鼓舞する40歳の闘将。しかし、今回の"タッチライン芸"は、ライバルクラブのレジェンドからしてみれば、悪手でしかないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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