「ロナウドなしならトップ10入りも難しい」OBファーディナンドが弱体化した古巣マンUを糾弾!「最悪のリバプールよりもひどい」

2022年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どうしてこんなにも落ちぶれたんだ?」

栄光時代を知るファーディナンド氏が、弱体化した古巣を切り捨てた。(C)Getty Images

 史上最悪のシーズンダブルに、マンチェスター・ユナイテッドのOBリオ・ファーディナンド氏が怒り心頭だ。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間4月19日に開催されたプレミアリーグ第30節で、5位のマンチェスター・ユナイテッドは、2位のリバプールと敵地アンフィールドで対戦。開始5分で先制を許すと、その後も立て続けに失点。クリスチアーノ・ロナウドを欠く攻撃陣も完全に沈黙し、0-5で敗れた前回対戦に続き、屈辱的な0-4の大敗を喫した。
【動画】3トップ全員に被弾!前回は0ー5で完敗のマンUがまたしてもリバプールに…

 4位以上に与えられるチャンピオンズ・リーグ出場権獲得へ、黄色信号が灯るなか、クラブの栄光時代を知るファーディナンド氏は自身のYouTubeチャンネル『Vibe with Five』で古巣の窮状に言及。「どうしてこんなにも落ちぶれたんだ?」と、現役時代との変わりようを嘆いている。

「15人ほどの選手が荷物をまとめて去る準備をしている。以前にそんなことがあったか?私はかつてユナイテッドに残りたかったから、海外での大契約を断った。このバッジには意味があるんだ。それが今では誰もが出口を探している」

 43歳のレジェンドまた、「リバプールが最悪の状態だったときを思い起こさせる」と、かつての宿敵の低迷期と、現在の古巣の状態を比較。「ユナイテッドは、私が対戦した最悪のリバプールよりもひどい」と、切り捨てている。
 
「彼らは一貫してプレミアリーグを戦うのに苦労していたし、人々は『彼らの凋落は偉大な終焉を迎えた』という感じだった。アンフィールドでファギー(アレックス・ファーガソン監督)は『彼らを打ちのめすこれ以上のチャンスはない。このチームは、私がこれまで対戦させたなかで最悪のリバプールだ』と言ったものだ。

 しかし、決して簡単な試合ではなく、常にタフだった。彼らはハートや欲望を欠くことはなかった。私たちのようなクオリティはなかったが、仕事量や努力、労力で対抗しようとしたんだ。ボールのないところで(フェルナンド)トーレスに足を踏まれ、ハーフタイムには足が血まみれになって縫わなければならなかったこともあった」

 ノーリッジ戦での圧巻のハットトリックを受け、「もしロナウドがいなかったら、どうなっていたか想像できるか?トップ10に入るのも大変だろう」とも語ったファーディナンド氏。闘争心なきレッドデビルズのトップ4入りを、絶望視しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】7分、生まれたばかりの息子を亡くしたC・ロナウドとその家族へ…両軍サポーターから温かい拍手が送られる

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【動画】3トップ全員に被弾!前回は0ー5で完敗のマンUがまたしてもリバプールに…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事