「傲慢な姿を見せたくなかったが…」浦和シャルクが鮮やかFK弾を振り返る「クオリティも自信」

2022年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これはチャンスだと思いましたので蹴りました」

ACL山東泰山戦で2得点のシャルク。FKは「自分の武器。クオリティも自信があります」と語る。(C) 2022 Asian Football Confederation (AFC)

 期待の新助っ人が実力を証明した。

 現地時間4月18日に行なわれたACLグループステージ第2節で、浦和は中国の山東泰山と対戦し、5-0の完勝を収めた。セーラーズとの初戦は4-1で勝利しており、これで連勝となった。

 この山東泰山戦で、今年3月に加入したアレックス・シャルクが目覚ましい活躍を披露。後半のスタートからピッチに立つと、54分、大久保智明のクロスを岩波拓也が折り返したボールを押し込み、移籍後初ゴールを挙げる。さらに76分、直接FKで強烈な一撃を突き刺してみせた。

 2得点でチームの勝利に貢献し、MOMに選出された29歳のオランダ人FWは、「まず勝点3を取ることができて非常に嬉しい。これがチームにとっても最も大事なこと」と試合を振り返り、自身のパフォーマンスについては次のように話す。

「まだ周りのことを知ったりする順応の期間で、これからも必要になってくると思いますが、このACLでこのような良い2得点を決めることができてうれしいです」
【関連動画】「シャルクが決めたァァーーーー!2点目はビューティフルな直接FK」

 ゴールについては「1点目はストライカーらしい得点を決めることができたと思います。ボックス内の、ちょっとしたチャンスで決めるという得点でした」。そして「キャリアを通じてたくさん練習してきた」というFKに関しては、「自分の武器だと思っていますし、クオリティも自信があります」という。

「もちろん、新しいチームに来たばかりですべてのFKを蹴ろうという傲慢な姿を見せたくないと思っていましたが、これはチャンスだと思いましたので蹴りました。このクオリティを今後も見せ続けることができればと思います」

 チームはアジアの舞台で2試合を終え、勝点6でグループ首位に立つ。シャルクは、山東泰山戦は5発完勝も「監督も言っていたように、得点のチャンスはほかにもあったのでそこは残念」と貪欲な姿勢を示しつつ、「2戦2勝というのは非常に良かったですし、次に向かいたい」と意気込む。

 浦和は次節、4月21日に韓国の大邱と対戦。日本時間で23時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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