川崎フロンターレは４月18日、マレーシアで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のグループステージの第２節で中国の広州FCと対戦し、８-０で大勝。７分の知念慶のヘッド弾を皮切りに圧巻のゴールラッシュを披露し、今大会初勝利を収めている。

　対戦国の中国が騒然となっているのは、"渦中の人"と思われる人物が、この結果に反応したからだ。

　15日に行なわれた第１節のジョホール・ダルル・タクジム戦で敵選手の頭に蹴りを入れて退場処分となり、翌日にまさかの解雇となった元広州FCのDFグァン・ハオジンだ。

　中国メディア『PP体育』によれば、Weibo（中国版ツイッター）に、「ACLにおける広州FCの失点記録を称賛する」投稿をしたという。

【動画】相手選手の頭に後ろからキック。レッドカード→即解雇となった中国人DFの衝撃ラフプレー

　だが、グァン・ハオジンはこれを否定。次のように投稿した。

「これは私のアカウントではなく、アカウントによる発言もWeiboでのアクションも私自身のものではない。私は、これによって引き起こされた悪影響について、加害者の法的責任を追求する権利を持つことを明確にする」

　どうやらタチの悪い「なりすまし」だったようだ。中国国内で大きな物議を醸している「解雇事件」の余波はまだ続きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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