J１リーグは４月17日、第９節の６試合を開催。三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソル対京都サンガF.C.が行なわれ、京都が２－０の快勝を収めた。

　５勝１分２敗で４位の柏と、３勝３分２敗で７位に位置する京都の一戦。立ち上がりから縦に速い攻撃を仕掛けてペースを掴んだ京都が先手を取る。

　13分、自陣からテンポよく繋いで敵陣に進入すると、アタッキングサードでの華麗な連係から、最後はペナルティエリア中央でボールを受けた荻原拓也が右足でシュートを放ち、ゴール左隅に沈める。

　お互いにボールを奪ってから素早く攻撃に転じ、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開に。ともにチャンスを作るも、最後の局面で精度を欠く場面が散見され、スコアは動かず。京都の１点リードで前半を折り返す。
 

　京都はさらに後半開始直後の48分にピーター・ウタカの３試合連続ゴールで追加点。ペナルティエリア右から川﨑颯太がシュートを放ち、これはGKのセーブに遭うも、こぼれ球に反応したP・ウタカが左足で押し込みネットを揺らす。

　その後は徐々に柏がポゼッションを高め、押し込む展開が続く。しかし、相手の粘り強い守備に苦戦し、得点を奪えず。最後まで無失点に抑えた京都が２発完勝で今季初の２連勝。柏はホームで初の黒星を喫した。

　次節は29日、柏はホームでサガン鳥栖と、京都はアウェーでアビスパ福岡と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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