湘南の山本脩斗がチームを今季初勝利に導く執念の決勝ゴールを挙げた。

　湘南は４月17日、J１リーグ第９節でG大阪と対戦。お互いにチャンスをものにできず、スコアレスで迎えた終了間際の90分に劇的な決勝点が生まれた。右サイドからの石原広教の鋭いクロスに、勢いよくゴール前へ飛び込んだ山本が頭で合わせ、シュートをゴール左に突き刺した。

　しかし山本はヘディングシュートを放った際に、相手DFの頭と自身の頭が激しく接触。山本は倒れ込んだまま起き上がることができず、担架でピッチをあとにしている。
 

　試合はこのまま１－０で終了し、湘南は待望の今シーズン初勝利。湘南の公式ツイッターで得点シーンが公開されると、「泣きました」「魂のヘディング！」「大事がないことを祈ります」「色々な涙が出てきた、すごい一戦」「怪我大丈夫かな？」「山本愛してる」「最高すぎる」など、様々な声が上がっている。

　勇気を持ってゴール前に飛び込み、値千金の決勝点を挙げた山本。動画では頭から流血も見られただけに、ファンからは怪我の具合を心配する声も多く集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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