「ナカイの止めようがないキャノン砲で制覇!」中井卓大の“決勝戦ゴラッソ”をスペイン大手紙も激賞!「マドリーは金の卵を持っている」

2022年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「主役となったのはナカイだった」

延長戦でタイトルを引き寄せるゴラッソを決めた中井。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 レアル・マドリーのフベニールA(U-19)に所属する18歳のMF中井卓大が、大一番で鮮烈なゴラッソを決めた。

 4月16日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)フベニールの決勝で、マドリーはエスパニョールと対戦。準決勝のベティス戦(5-0)で途中出場からFKを叩き込んだ中井は、この日もベンチスタートとなった。

 その"日本の宝石"に出番がやってきたのは、1-1で迎えた63分だった。そして、延長戦で勝負を決める一撃を見舞うのだ。

 95分、逸材ブルーノ・イグレシアスが左サイドから果敢に切れ込み、敵DFと競り合って流れてきたボールに反応。ペナルティエリアのやや内側で右足を振り抜き、強烈なシュートを叩き込んでみせた。

 結局、中井の2戦連発弾が決勝点となり、マドリーが戴冠を果たしている。

【動画】GKは反応できず!中井卓大が準決勝で決めた衝撃の25メートルFK弾!
 鮮烈な活躍を見せた中井を現地スペインのメディアも絶賛している。全国紙の『AS』は、「延長戦で中井がキャノン砲。マドリーは下部組織に金の卵を持っている」と動画付きでこのゴラッソを激賞。「若い日本人が、ユースのコパ・デル・レイの制覇を意味するゴールを決めた」と紹介した。

 また、マッチレポートでは、「主役となったのはナカイ、ピピだった。大津市出身のタレントは、後半にピッチに入り、延長戦でペナルティエリアの端から魂を込めてシュートを撃ち込んだ」とその活躍ぶりを伝えている。

 また、同じく全国紙の『MARCA』紙も、「ナカイの止めようがないキャノン砲で、ユースのコパ・デル・レイを制覇した」と称賛した。

 記録にも記憶にも残る活躍を見せた中井。その注目度は増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】国王杯優勝を決める衝撃のゴラッソ!「魂を込めたシュート」と現地紙が絶賛した中井の豪快弾

【動画】千金弾の中井も興奮!コパ・デル・レイ決勝の優勝セレモニーの様子をチェック

次ページ【動画】国王杯優勝を決める衝撃のゴラッソ!「魂を込めたシュート」と現地紙が絶賛した中井の豪快弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事