「暴行した人と食事に行きますか?」スマホ破壊のC・ロナウド、被害少年の母親が“招待”を怒りの拒絶!「息子は会いたくないと言っている」

2022年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「正直に言うと事態はさらに悪化した」

C・ロナウドの謝罪は火に油を注ぐかたちとなっている。(C)Getty Images

 被害者の母親が新たなコメントを発した。

 大問題となっているのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するクリスチアーノ・ロナウドの"スマホ破壊事件"だ。

 4月9日に行なわれた敵地でのエバートン戦に0-1と敗れた後に、事件は起きた。ドレッシングルームに引き上げる際、C・ロナウドはエバートンファンの14歳の少年、ジェイク・ハーディング君のスマホを地面に叩きつけ、破壊したのだ。

 自閉症があるジェイク君の母親サラ・ケリーさんは、「息子は傷つき、完全にショックを受けていた。本当に腹を立てており、また試合に行くのを嫌がっている。最初のサッカー観戦で、こんなことが起こった」と怒り心頭。少年の手が赤く腫れあがった写真も公開した。

【画像】母親が公開した赤く腫れた被害少年の手
 騒動に発展したのを受け、C・ロナウドは自身のインスタグラムで、「カッとなったことをお詫びしたい。可能であれば、このサポーターを(ユナイテッドのホームスタジアムである)オールド・トラフォードでの試合に招待したい」と謝罪した。

 ただ、これは火に油を注いだだけだった。現地紙『The Telegraph』の取材に、サラさんは「あの謝罪は、私たちに向けてのものではなかった。少なくとも私の息子に対するものではない。それに怒りを覚えた」と憤慨した。

 さらに11日、地元紙『Liverpool Echo』に、ユナイテッドから連絡があったことを明かし、「ひどい扱いで、正直に言うと事態はさらに悪化した」とコメント。オールド・トラフォードへの招待は断ったことを明言した。

「もし誰かが通りで息子を暴行し、それから私たちにディナーに行くようにお願いしてきたら、断るでしょ。クリスチアーノ・ロナウドだからって、なぜ行くと思うのか? 申し訳ありませんが、私たちは行きません」

 サラさんは、「ジェイクはユナイテッドに行きたくないし、ロナウドに会いたくないので、申し出を断った。息子はかなり明確に拒否した。これは私の言葉ではなく、息子の言葉です」と続けている。

 警察も捜査を始めたとされるこの事件は、どんな決着を見るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画&画像】C・ロナウドが少年のスマホを叩き落とした衝撃シーンと地面に転がるスマホ

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