「スキャンダルだ!」「明確なハンド」チェルシーの“逆転ゴール取り消し”が物議!

2022年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「右手は自然な位置にあった」

鮮やかにネットを揺らし、喜びを爆発させたM・アロンソだったが…。(C)Getty Images

 勝負の行方を左右する判定だっただけに、様々な意見があるようだ。

 現地時間4月12日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第2レグで、レアル・マドリーがチェルシーとホームで対戦した。

 敵地での第1レグを3-1で制したマドリーは、この試合には2-3で敗れたものの、延長戦の末に、アグリゲートスコア5-4で勝利。2年連続のベスト4進出を決めた。

 物議を醸しているのが、チェルシーが2点を先取し、トータルスコア3-3に追いついて迎えた62分の判定だ。ショートカウンターから、エヌゴロ・カンテが持ち込み、パスを受けたマルコス・アロンソがネットを揺らすも、切り返した際に跳ね上がったボールがわずかに手に当たっていたとして、VAR検証の末にハンドとなり、逆転ゴールは取り消しとなった。

【画像】ゴール取り消しは妥当? 物議を醸しているハンドシーン
 スペイン・メディアの中でも、マドリーの宿敵バルセロナ寄りの『SPORT』紙は、「スキャンダルだ!VARはマルコス・アロンソの3-0にするゴールを取り消した。右手は自然な位置にあった」と報道。同じく『Mundo Deportivo』紙も「チェルシー敗退の鍵となった物議を醸すハンドだった」と綴った。

 一方で、マドリー寄りの『MARCA』紙は、「よく取り消しにした。ハンドは明確だ」と主張している。

 また、英メディア『talkSPORT』のコメンテーターであるジム・プラウドフット氏は、「アロンソがハンドによって得たアドバンテージはない。だから、私は取り消されるべきではないと思う」と前置きしたうえで、こう述べている。

「ルールでは、ボールが手に当たった結果として選手がゴールを決めた場合、それは認められない。ボールが他の誰かに転がって(ゴールになって)いたら、それはカウントされただろう」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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