「人間じゃない」ウクライナ強豪がロシア軍の攻撃で壊滅したスタジアムの惨状を投稿。ピッチには巨大な穴が…「モスクワの狂人が愛したもの全てを破壊した」

2022年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らは本当にすべてをめちゃくちゃにした」

ロシア軍の攻撃で破壊されたユーリガガーリン・スタジアム。(C)Getty Images

 ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクが4月12日、公式インスタグラムを更新。軍事侵攻を続けるロシア軍の攻撃によって破壊されたスタジアムの写真10枚を公開した。

 投稿したのは、シャルタールのホームスタジアムではなく、デスナ・チェルニヒウのホームスタジアムで、ウクライナ女子代表もメインスタジアムとして使用していたユーリガガーリン・スタジアム(チェルニヒウ・スタジアム)の様子だ。

『SPORT』などの現地メディアによれば、このスタジアムは3月に3度に渡ってロシア軍の攻撃を受け、廃墟と化したという。

 壊滅したスタジアムの写真で、中でも衝撃的なのが、フィールド部分に空いた巨大な穴だ。攻撃の凄まじさを物語っている。
 
 この写真が投稿されると、コメント欄には次のような怒りの声が寄せられた。

「信じられない」
「サッカー界の大惨事だ」
「戦争をやめろ」
「このクソみたいな行為を今すぐにやめろ」
「モスクワの狂人が、私たちが大切にし、愛したものほとんどすべてを破壊した」
「ロシアは永遠にFIFAから追放しなければならない」
「彼らは本当にすべてをめちゃくちゃにした」
「悲しい」
「これが軍事施設か?」
「人間じゃない」
「また秘密基地があったとでも言うのか」

 ウクライナ・メディアによれば、ロシア軍はスタジアムを破壊しただけでなく、残っていたオフィス機器などの備品も略奪していったという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】「サッカー界の大惨事だ」ロシア軍の攻撃でスタンドは壊滅、ピッチには巨大な穴が空いたスタジアム

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