「マエダは走るのを止めない」中村俊輔元同僚のレジェンドが前田大然を絶賛! 地元メディアも賛辞「ただの選手ではなく…」

2022年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マエダのすべてが、セルティックに完璧にフィットしている」

セント・ジョンストン戦でMOMに輝いた前田。(C)Getty Images

 労を惜しまない献身的な走りに、セルティックのレジェンドOBも賛辞を寄せた。

 4月9日のスコットランド・リーグ第33節、セルティックはセント・ジョンストンにホームで7-0と勝利した。旗手怜央の先制点を皮切りに、大量得点で快勝。宿敵レンジャーズからの王座奪還に向けてまた一歩前進している。

 この一戦でネットを揺らした6選手のひとりである前田大然は、フル出場してマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、中村俊輔とも共闘したOBのスティリアン・ペトロフは『Celtic TV』で「彼は走るのを止めなかった」と賛辞を寄せている。

「(MOMに)完全にふさわしい。仕事をし、止まることがなかった。前後半とも、チームがボールをロストしたら、真っ先に反応するのが彼なのを何度か見た。彼は自分が引っ張り、みんながついてくることを望んでいた。それが前線からのけん引の仕方だ。相手を休ませないのさ。彼はそれをしている。相手を封じるために、できるだけ早くそこに至ろうとしているんだ」

【動画】レジェンドも称賛した前田が決めた巧みなヘッド弾
『67 HAIL HAIL』も「マエダはただのサッカー選手ではなく、エンターテイナーだ」と称賛した。

「彼はサッカーの試合が90分で、サポーターは45分だけのパフォーマンスを見るために苦労して稼いだ金を払うのではないということを知っている。彼が90分間フルに自分を出そうという決意なのが分かる。それに関してネガティブなことは一切言えない」

 同メディアは「皮肉屋は、彼がケガのリスクを高めていると言うだろう。不要に自分を危険にさらしている、と。だが、それがこのセルティックというチームが要求する哲学なのだ。90分間を通じて全力を尽くし、どんな近道も探さないのである」と続けている。

「それは我々の報いにもなった。2-0や3-0で止めなかったことで、得失点差はレンジャーズのそれを大きく上回っている。マエダのすべてが、このセルティックというチームに完璧にフィットしている。そういうエネルギーや熱意は、鍛えて選手に身につけさせるのではない。彼の功績だ」

 古橋亨梧も復帰を果たし、勢いに乗るセルティックは、このままリーグ優勝に向けて突き進むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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