30歳の日本人レフティが再び、直接FKを沈めた。

　４月９日に行なわれたKリーグ第９節で、蔚山現代はホームで大邱と対戦。７分に先制を許すも、53分に天野純、76分にヴァレリ・カザイシュヴィリ、91分にオム・ウォンサングが得点し、３－１の逆転勝利を収めた。

　同点弾の天野はこれで２戦連発。２－１で勝利した前節の済州ユナイテッドFC戦と同様、直接FKでネットを揺らしている。今節の大邱戦では、ペナルティアーク付近で巧みなキープから相手のファウルを誘い、FKを獲得。自らキッカーを務め、自慢の左足でゴールに突き刺した。
 

　蔚山現代は15日にACLのグループステージ初戦で川崎フロンターレと対戦。「天野の驚くべき２戦連発FK弾！」と題して天野の活躍を伝えた現地メディア『スポータルコリア』は、大邱戦後の会見での天野のコメントを伝えている。

「川崎と戦うなんて、想像もしていなかった。良い選手がたくさんいるから、用心するに越したことはない。この試合は、日本でも注目されていると思う」

　今年、横浜F・マリノスからレンタルで蔚山現代に加入。Kリーグの舞台で着実に結果を出している天野が、Jリーグ王者を相手にどんな活躍を見せるか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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