悔しい先発落ちの久保建英、54分から途中出場で流れを変える!マジョルカは王者アトレティコを下しアギーレ体制初勝利、連敗を7でストップ!

2022年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

最初の交代カードで投入

54分からピッチに立った久保。(C)Getty Images

 現地時間4月9日に行なわれたラ・リーガ第31節で、久保建英が所属する18位のマジョルカ(勝点26)が、4位のアトレティコ・マドリー(同57)とホームで対戦した。
 
 ハビエル・アギーレ体制で2試合目となるこの一戦で、前回のアトレティコ戦で劇的な決勝点を決めている久保は3試合連続のベンチスタートとなった。

 7連敗中のマジョルカは、新指揮官が導入した新機軸の5バックで守備を固める。チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・シティ戦の後で、心身ともに疲れが見えるアトレティコに決定機を作らせない。

 狙い通りにスコアレスで折り返すと、後半開始早々の46分、敵陣でクリアボールに反応したオリバンがエリア外から強烈なシュートを放つも、GKオブラクの好セーブに阻まれる。
 
【動画】「最高やん」「バカかっこいい」とファン興奮!久保とイ・ガンインが絡んだ"激アツ"シーン

 迎えた54分、アギーレ監督は最初の交代カードで、イ・ガンインに代わって久保を右サイドハーフに投入。すると63分にドリブルで持ち込み、ファウルを受けて入ったばかりのヴルサリコのイエローカードを誘発するなど、攻撃を活性化させる。65分にはエリア外での混戦から浮き球をボレーで狙うが、枠を捉えられない。

 そして66分、右WBのマッフェオがエリア内でレイニウドに後ろから倒されてPKを獲得。これをムリチが決めて68分に先制する。

 明らかに流れを変えた日本代表MFは、82分にサビッチのファウル、84分にコンドグビアのイエローを誘発するなど、その後も敵の脅威となる。

 結局、虎の子の1点を守りきったマジョルカが1-0で勝利し、王者からシーズンダブルを達成。アギーレ体制初勝利で、ついに連敗を「7」でストップした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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