指揮官が復帰は近いと話してから、さらに２試合を欠場することが決まった。冨安健洋が戻ってくることを期待していたファンは落胆しているだろう。

　アーセナルのミケル・アルテタ監督は、前節のクリスタル・パレス戦を前に、１月からふくらはぎのケガで離脱している冨安の復帰が近づいていると話した。

　だが、クラブは４月５日、冨安が練習に復帰するのは16日のサウサンプトン戦後になると発表。９日のブライトン戦とサウサンプトンの２試合を少なくとも欠場することが分かっている。

　現役時代にリーズなどで活躍したノエル・ウィーラン氏は、冨安の能力を高く評価しているようだ。それだけに、復帰が再び先送りになったのは「損失」だと話している。『Football Insider』で「トミヤスは…１対１で負けるのを見たことがあっただろうか」と述べた。

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「（ラヒーム・）スターリングのような選手を相手にしてもそうだった。本当に才能のあるSBだ。本当になかなか抜けない選手だよ。彼はフィジカルに高さ、強さ、パワー、スピードがある。また２週間いないのは大きな損失だ」

　アーセナルはさらに、左SBのキーラン・ティアニーについて、ひざの手術を受ける必要があると発表。今シーズン残り試合を欠場する見込みと明かした。両SBのレギュラーを失ったのは大きな痛手だ。

　クリスタル・パレス相手に０-３と手痛い黒星を喫し、暫定ながらトップ４から転落したアーセナル。残り９試合で、アルテタ率いるチームはチャンピオンズ・リーグ復帰を果たすことはできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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