昨夏にヴィッセル神戸からセルティックへ加入した古橋亨梧は、海外初挑戦ながらすぐさまチームにフィットし、ゴールを量産。リーグカップ決勝でも２ゴールを挙げ、戴冠に導くなど圧倒的な活躍を見せていたが、負傷により昨年12月から戦線離脱を余儀なくされている。

　しかし、今月３日のスコットランド・リーグ第32節レンジャーズ戦（〇２―１）を前に全体練習に合流。大一番での実戦復帰に期待が高まったが、最終的にアンジェ・ポステコグルー監督は「彼はすごく出たがったが、終盤戦で我々にはいくつか大きな試合がある。我々にとってとても大切な選手であり、今日は彼がいなくてもやれると考えた」と、メンバー入りを見送っていた。

　ただ、その際には「彼は準備ができている。大丈夫だろう。来週は加わるだろうね」とも語っていたなか、９日の同リーグ第33節セント・ジョンストンでの復帰が確実となった。英公共放送『BBC』によれば、ポステコグルー監督は８日の会見で、こう明言している。
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「（レンジャーズ戦は）慎重に行こうという私の判断だった。でもそこから彼は１週間ずっとトレーニングをしてきた。１週間フルにトレーニングをしてほしかったんだ。もう大丈夫だ。明日はメンバー入りする」

『BBC』も「キョウゴ・フルハシは土曜日のセント・ジョンストン戦で『100％』スカッドに入ると、アンジェ・ポステコグルーは約束した」と伝えているように、およそ３か月半ぶりの帰還は、まず間違いなさそうだ。

　離脱中に加入した前田大然、旗手怜央、井手口陽介との初の共闘にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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