「日本を気に入っている」神戸のロティーナ新監督、オファー快諾の決め手は? 他国クラブから打診も「すべてノーと答えていた」

2022年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「一瞬の迷いもなく返事を出しました」

神戸の新指揮官に就任したロティーナ監督がオファーを受けた理由を明かした。(C)VISSEL KOBE

 神戸の新指揮官に就いたロティーナ監督が4月8日、就任会見に出席。クラブからのオファーを引き受けた理由を語った。

 ロティーナ監督はJリーグでこれまで、東京V、C大阪、清水を指揮。日本では神戸が4クラブ目となる。

 昨シーズンに率いていた清水との契約が解除され、フリーの身となった昨年11月以降、「自分として1年か数か月くらいは休息を取ろうと考えていた」という。その期間、他国のクラブからオファーもあったようだが、「すべてノーと答えていた」と明かした。
 
 そのなかで神戸からのオファーは即決。理由をこう語っている。

「大きなところで言うと、自分は日本を知っていて、尊敬し、気に入っている。そして偉大なヴィッセルというクラブからのオファーで、在籍する選手たちを考えたときにこれはサッカーからのプレゼントだと思った。これはチャンスだと思い、一瞬の迷いもなく返事を出しました」

 神戸に所属する選手の存在も決め手のひとつとなったようで、とくにアンドレス・イニエスタに対しては、「スペインサッカーの歴史の中でも重要な選手で、尊敬の念を抱いている。彼の最大のパフォーマンスを引き出さないといけないと考えている」と話す。

 神戸での最初の指揮は、10日にホームで行なわれる次節、C大阪戦の予定。古巣との対戦にロティーナ監督は「セレッソには2年間いて、素晴らしい経験ができた。ファンとも良い関係を築けたと思っている。素晴らしい試合になるだろう」と初陣に向けて高揚感を口にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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