ベンゼマが衝撃の2戦連続ハット!守護神の痛恨ミスに泣いた王者チェルシーをマドリーが3-1粉砕【CL準々決勝】

2022年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーが21分に均衡を破る

圧巻の2試合連続ハットトリックを達成したベンゼマ。(C)Getty Images

 現地時間4月6日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝の第1レグで、昨季王者のチェルシー(イングランド)と最多13度の優勝を誇るレアル・マドリー(スペイン)が前者のホームで対戦した。

 最初に決定機を作り出したのはマドリーだ。10分、カウンターから右ウイングで先発したバルベルデが持ち込み、ラストパス。ヴィニシウスがシュートを放つが、バーに当ててしまう。

 21分、均衡を破ったのはやはりこの男だった。ベンゼマとのワンツーから左サイドを駆け上がったヴィニシウスがクロス。走り込んできたベンゼマがヘッドで捉え、先制点を叩き出す。

 さらに24分、モドリッチに浮き球のパスにベンゼマが下がりながら、巧みに頭で合わせて、あっさり追加点を挙げた。

 敵守護神クルトワに阻まれた15分のジェームズのFK以外、なかなかチャンスを作り出せなかったチェルシーは40分、ジョルジーニョの浮き球のピンポイントパスに反応したハベルツがヘディングシュートを突き刺し、1点を返す。

 その直後の42分には再びヴィニシウスとベンゼマのコンビに崩され、大ピンチを招くが、ここはフランス代表FWのシュートミスに助けられた。

【画像】チェルシー対マドリー、両軍のスタメンをチェック!
 ハーフタイムにカンテとクリステンセンに代えて、コバチッチとジイェフを投入し、システムを3-4-2-1から4-2-3-1に変更したホームチームは、しかし後半開始早々の46分、信じ難いミスで3点目を奪われる。

 マドリーのクリアを前に出たGKメンディが処理し、CBのリュディガーにパス。これがやや弱くなり、ベンゼマに奪われて、無人のゴールに流し込まれる。

 マドリーのエースはパリ・サンジェルマンとのラウンド・オブ16第2レグに続き、なんと2試合連続のハットトリックとなった。

 2点のリードを奪ったマドリーは50分にアスピリクエタに際どいシュートを浴びるも、クルトワの好セーブで防ぐ。

 チェルシーは69分、左サイドからのクロスに途中出場のルカクがヘッドで合わせるが、枠を捉えられない。その後も猛攻を仕掛けたが、2点目を奪えない。

 クルトワを中心に守り切ったマドリーが、このまま3-1で勝利。第2レグは、マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで4月12日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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