「本当に記憶されるべきはマエダだ」前田大然の大一番でのパフォーマンスに賛辞!「重要な存在だった」

2022年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アイブロックスでセルティックが良かったことの縮図がマエダだ」

レンジャーズ戦のパフォーマンスが称賛を浴びている前田。(C)Getty Images

 優勝に向けて大きく前進した宿敵との大一番で、ゴールを奪うことはできなかった。だが、前田大然の貢献は決して小さくなかったという声がある。

 4月3日のスコットランド・リーグ第32節、セルティックは敵地アイブロックスで2位レンジャーズに2-1で勝利した。開始早々に先制を許したものの、すぐに旗手怜央のミドルシュートのこぼれ球をトム・ロギッチが詰めて追いつくと、前半終盤にキャメロン・カーター=ヴィッカーズが決勝点。ライバルとのポイント差を6とし、王座奪還に近づいている。

 フル出場した前田は、ネットを揺らすことはなかったものの、最後まで献身的なプレーでチームに貢献した。『READ』は5日、「とても良いパフォーマンスで、今後も記憶されるにふさわしい」と賛辞を寄せている。

「セルティックのボスが1月のマーケットで彼の獲得を熱望した理由や、選手とクラブの双方にとってすでに良い移籍となったことの模範だ。次のセント・ジョンストン戦でマエダがベンチに座っても、ショックではない。セルティックの勝利に大きく貢献した彼は、疲れきっているはずだからだ」

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 さらに、同メディアは「今後、セルティックのファンがこの一戦を振り返ったときに、カーター=ヴィッカーズの決勝点やロギッチの冷静な同点弾を思い出すだろう。だが、本当に記憶されるべきはマエダのパフォーマンスだ」と続けた。

「アイブロックスでセルティックが良かったことの縮図がマエダだ。彼は自分のパフォーマンスに満足すべきである。セルティックのハードファイトの末の勝利に重要な存在だったのだから」

 セルティックは9日の次節でセント・ジョンストンをホームに迎える。アンジェ・ポステコグルー監督は、負傷で長期離脱を余儀なくされてきた古橋亨梧の復帰を示唆した。エースが戻る一戦で、セルティックはどのようなプレーを見せるのか。そして前田は再び貢献できるのか。注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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