「無事でよかった!拳人頑張れ!」。神戸の橋本が古巣対決で触れたファン・サポーターの愛情

2022年04月07日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「いろいろな感情が込み上げてきた」

古巣対決後、橋本はFC東京のファン・サポーターに感謝の挨拶をした。写真:サッカーダイジェスト

 2022年4月6日、ロシアのロストフから神戸に加入した橋本拳人が古巣・FC東京との一戦で途中出場。58分、イニエスタと交代する形でかつてのホームスタジアムのピッチに入っていった。

 4月1日に合流したばかり、しかも1-2と逆転されたあとのタイミングでの投入ということもあり、なかなか持ち味は発揮できなかった。橋本自身も試合後、「結果が出なかったのは残念。自分が貢献できなかった悔しさが今はあります」とコメントしている。
 
 ただ、試合に敗れた悔しさとともに、感謝の気持ちも込み上げてきたはずだ。この日、FC東京のファン・サポーターが掲げてくれた「無事でよかった!拳人頑張れ!」という横断幕に対して──。

「味スタに着いた時、ピッチに入った瞬間はいろいろな感情が込み上げてきた」という橋本は、その横断幕の前に立って深々と頭を下げている。特殊な事情もあり、神戸入りを決断した橋本はここからJリーグで活躍することで、FC東京のファン・サポーターに恩返しをしたいと考えているはずだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【J1第7節PHOTO】FC東京3-1神戸|FC東京が後半に一挙3得点の大逆転!序盤先制の神戸はリーグ戦初勝利ならず
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事