アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マルチネッリが、DAZNのインタビューで同僚の日本代表DF冨安健洋を称賛した。

　U-24ブラジル代表の一員として東京オリンピックに出場し、先月には念願のセレソンデビューを飾った20歳は、アーセナルで居心地が良いようだ。

「この先何が起こるがわからないが、自分で決められるなら一生アーセナルでプレーする。このクラブとファンが大好きなんだ。ロンドンも気に入っている。ここを離れる理由がない」と語っている。

　マルチネッリといえば、昨年11月のニューカッスル戦で、冨安の絶妙な浮き球のパスから、ボレーシュートを叩き込んでいる。

　このシーンについては、「トミは少し長かったと言ってたみたいだけど、僕にとっては最高のパスだった、キーパーが前に出てきているのも見えていたので、何をすべきかわかっていて、決めるだけだった」と振り返っている。

【動画】「最高のパスだった」マルチネッリが称賛した冨安のプレミア初アシスト

　その冨安については、「彼はプロフェッショナルで素晴らしい活躍をしている。人格者なので皆に愛されている」と激賞。その守備スキルを褒めちぎっている。

「彼のディフェンス能力は突出している。ドリブルで抜くのも裏にパスを通すのも一苦労だよ。そこが彼の最大の持ち味だと思う」

　故障で欠場中の冨安の復帰も囁かれた４月４日のクリスタル・パレス戦では０-３の完敗を喫し、アーセナルの守備陣は批判を浴びた。マルチネッリは、23歳のサムライ戦士の帰還を待ち望んでいることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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