「カマダのナゾ!なぜELでしか魔法を使えないのか?」独大手紙が“外弁慶”鎌田大地に着目!「国内では地下に潜りがち」

2022年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ELでは、カマダは一気にヒートアップする」

鎌田はバルサとのビッグマッチでも結果を残せるか。(C)Getty Images

 ドイツの大手紙『Bild』が、今月7日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1レグ、バルセロナ戦を前に、"EL男"鎌田大地にスポットライトを当てている。

 鎌田はアイントラハト・フランクフルト加入5年目を迎えた今シーズン、ブンデスリーガでは26試合(うち先発は21試合)に出場し、3ゴール・2アシストと物足りない成績となっているが、ヨーロッパリーグ(EL)では大活躍。3試合連続ゴールも決めるなど、ここまで同大会4位タイの4ゴールをマークしている。

 そんな鮮烈なパフォーマンスを受け、先月にはスペイン・メディア『Diario de Ibiza』が「アイントラハトの歯車は、フィリップ・コスティッチとダイチ・カマダ。この2人がチームを成功に導いている」と、バルサ戦のキーマンのひとりに挙げていた。

 そうしたなか今度はドイツ紙が着目。「カマダを巡るヨーロッパリーグの謎」と題した記事で、「アイントラハトのプレーメーカー、ダイチ・カマダはヨーロッパで輝いているが、国内リーグでは地下に潜る傾向がある」と、その"外弁慶"ぶりを訴えている。
 
「ヨーロッパリーグでは、カマダは一気にヒートアップする。今シーズンはすでに8試合で4ゴールを決めており、最近ではベティスとのラウンド16ファーストレグで、勝ち越しゴールを決めている。それに比べ、技術的に優れたこの日本人は、リーグ戦ではかなり控えめな数字だ。直近のグロイター・フュルト戦でもかつての面影はなかった」

 さらに『Bild』は「カマダのナゾ!なぜ彼はヨーロッパでしか魔法を使えないのか?マルクス・クレシェ(スポーツ・ディレクター)も答えを持っていない。そして彼は違う見方をしている」として、同氏の日本代表MFへの以下のようなコメントも掲載している。

「ヨーロッパリーグはもちろん、誰にとってもハイライトだ。でも、ダイチは今シーズンのブンデスリーガでも、いいプレーをたくさんしてくれた」

 鎌田はよもやのEL参戦となったバルサとのビッグマッチでも結果を残し、週末の国内リーグ戦へいい流れを持ち込めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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