「トミとの競争は怖くない」ポルトガル代表DFがライバル冨安健洋との定位置争いを語る!「彼はフィットしていたが、監督は僕を使い続けた」

2022年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ピッチでは互いを助けようとする」

冨安(右)との定位置争いについて語ったのがセドリク(左)だ。(C)Getty Images

 アーセナルのミケル・アルテタ監督やファンは、冨安健洋の復帰を待ち望んでいる。ふくらはぎの負傷で長期離脱を余儀なくされてきた日本代表DFは、まもなくピッチで見られると言われている。

 1月20日のリーグカップ準決勝リバプール戦を最後に、2か月以上にわたって戦列を離れている冨安だが、4月4日のプレミアリーグ第31節クリスタル・パレス戦に向け、アルテタ監督は復帰が「近い」と話した。

 シーズン前半戦でレギュラーを務めてきた冨安の復帰は、代役を務めてきたセドリク・ソアレスにとって、ライバルの帰還となる。それでも、ポルトガル代表DFは、競争を恐れていない。

 冨安が離脱して以降のプレミアリーグ7試合で先発出場してきたソアレスは、英衛星放送『Sky Sports』で「それはミケル(アルテタ監督)の問題だ」と笑顔で話した。

「僕は自分の仕事をする。トミも同じだろう。この1、2週間、彼はフィットしていた。でも、監督は僕を使い続けた。だから、最終的に彼の判断だ。僕は競争を恐れない。僕のキャリアを見てもらえれば、たくさんのビッグネームが前にいる中で、僕が何度か状況をひっくり返したことがあるのは分かってもらえるだろう」
 
 セドリクは「今のアーセナルではどのポジションにも2、3の選択肢があり、チームはその恩恵を受け手いる。2人が1つのポジションを競えば、両選手にとって成長レベルが高まる。シンプルなことさ」と続けている。

「僕とトミは仲の良い友人だ。ピッチでは互いを助けようとする。出ていないときも、僕が試合前に彼を助けることはあったし、彼もそうだ」

 ポルトガル代表DFは「もちろん、彼が来たときは、彼が(先発の)機会を得るだろうと分かっていた。大事なのは、僕とトミヤスが自然でポジティブな関係にあり、お互いにいつもチームを助けたいと望んでいることだ」と述べた。

「彼はファンタスティックな選手だよ。若いから、まだ向上し続ける余地も大きい。僕は彼を助けるためにいるし、そう努めている」

 クリスタル・パレス戦からアルテタ監督は右サイドに誰を起用するのか。今後に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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