「最も分かりやすいグループのひとつ」米メディアがW杯グループEを分析!「日本は番狂わせも得意だが…」

2022年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツは盤石も、スペインには隙も?

抽選会に参加した森保監督。(C)Getty Images

 現地4月1日、カタール・ワールドカップの組み合わせ抽選会がカタールのドーハで行なわれ、日本はグループEに入った。同居するのはスペイン、ドイツ、そして大陸間プレーオフを残すコスタリカ対ニュージーランドの勝者と対戦することが決まった。

 組分けが決定したことを受け、米スポーツチャンネル『ESPN』は各グループの展望を紹介。グループEに関しては、「今回の組分けで最も分かりやすいグループだ」と評している。

「日本は過去のW杯で番狂わせを演出しているし、得意としている。コスタリカとニュージーランドは、いずれも直近の大会で良い成績を残している。だが、スペインとドイツはヨーロッパのゆるぎない強豪国であり、この両者がグループステージで敗退するとは考えにくい」

 さらに直近の両チームについては「地盤が整っている」と高く評価している。
 
「ドイツとスペインはそれぞれ、過去の大会における汚名を返上するために復活を遂げている。このグループでの重要なトピックスは、どのチームが首位で通過するかに尽きそうだ。2位通過のチームは決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦する可能性が高く、首位チームはクロアチア、モロッコ、カナダのいずれかと対戦する予想となる」

 その一方で、スペインには「信頼できるGKを欠いているので、敗退する可能性もある」と指摘。だが、ドイツに関しては「ヨアヒム・レーブが退任して以降、ハンジ・フリックは無敗を誇っている。今回はポット2に入ったが、彼らは間違いなく復活の兆しを見せており、侮れないチームであることは確かだ」とつけ入る隙がなさそうであるとも評している。

 ちなみに最も混戦が予想されているのは、グループFだ。ベルギー、クロアチア、カナダ、そして元日本代表監督ヴァヒド・ハリルホジッチ率いるモロッコが同居。ベルギーがやや抜けている感があるが、「このグループでは世界ランキングはあてにならない。あらゆるカードに波乱が起きそうだ」と綴られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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