札幌、開幕6試合連続ドロー。浦和に先制点献上も金子の今季初ゴールとなる同点弾で勝点1獲得

2022年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和はモーベルグの2試合連続弾で先制も…

札幌は金子の今季初ゴールとなる同点弾で浦和と1-1のドロー。勝点1を分け合った。写真:徳原隆元

 J1リーグは4月2日、第6節の8試合を各地で開催。札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズが行なわれ、1-1のドローで決着した。

 札幌は古巣対決となる駒井善成がスタメン。浦和はデンマーク出身のキャスパー・ユンカーとアレクサンダー・ショルツ、スウェーデン出身のダヴィド・モーベルグの北欧トリオが揃って先発に名を連ねた。

 試合は、お互いに最終ラインからしっかりと繋いでビルドアップ。ときにはCBから中盤に鋭い縦パスを入れて速攻を仕掛け、チャンスを作るも、なかなか両者ともに相手の守備を崩し切るには至らず。

 ゲームが動いたのは30分だった。浦和の馬渡和彰が右サイドを突破し、上げたクロスがペナルティエリア内で相手DFの腕に当たり、ハンドの判定でPKとなる。これをキッカーのモーベルグが左足で冷静にゴール右下に流し込み、浦和が先制。モーベルグは2試合連続ゴールとなった。
 
 後半は1点のビハインドを負った札幌が攻勢を強める。すると72分に、金子拓郎の今シーズンリーグ初ゴールで同点に。高嶺朋樹からの浮き球のパスをペナルティエリア中央で受けた金子が、相手を背負いながら左足でゴール左に沈める。

 その後も金子の力強い持ち上がりや、中島大嘉の抜け出しからチャンスを得るも勝ち越しゴールとはならず、1-1の痛み分けで決着。札幌は開幕から6試合連続ドローとなっている。

 次節は6日、札幌はアウェーでサガン鳥栖と、浦和はホームで清水エスパルスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事