現地４月１日、カタール・ワールドカップの組分け抽選会が同国のドーハで行なわれた。

　E組に入った日本は、ドイツ、大陸間プレーオフ（コスタリカ対ニュージーランド）の勝者、スペインの順に対戦。優勝経験のある欧州の強豪２か国と同居する厳しいドローとなった。

　対戦するスペインの全国紙『AS』も、日本について厳しい見方をしている。

「彼らはアイデンティティ、選手のスタイルを見つけたが、より高いレベルのゴールキーパーや点を取るCFなど重要な要素が欠けている。それが改善できなければ、カタールでは以前よりも問題がさらに大きくなることになる」

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 　同メディアは、「外国人に代わり、日本人が代表監督に選ばれ、スター選手がヨーロッパに現れ続けている。ただ、クオリティの飛躍はない」と指摘。「スター」と題した注目選手には、スペインでプレーする久保建英やアーセナルでレギュラーを奪った冨安健洋ではなく、リバプールの南野拓実を挙げている。

「堂安（律）や久保のような若いタレントが十分に起用されるのを待っている状態のなか、リバプールの選手は、不動のチームリーダーでなければならない。彼はクラブでほとんどプレーしていないが、プレーする時はその才能を輝かせている」

　日本とスペインは、グループステージ最終戦となる第３戦に相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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