古橋亨梧は昨夏に、前横浜F・マリノス監督のアンジェ・ポステコグルーに誘われるような形で、セルティックへ加入。すると、海外初挑戦ながらすぐさまチームにフィットし、ゴールを量産。獅子奮迅の活躍を見せたが、周知の通り、負傷により昨年12月から長期離脱中だ。

　そんなエースが、宿敵との大一番でついに戻ってくるかもしれない。英紙『Daily Record』によれば、４月３日の敵地でのレンジャーズ戦（スコットランド・リーグ第32節）を前に、ポステコグルー監督が復帰の可能性を示唆している。

「キョウゴはトレーニングをして、この１週間はチームに溶け込むことができた。トレーニングへの反応を見て、週末の出場を判断することになる。明日もトレーニングはあるが、彼はもうトップチームに合流しているので、あとは適切なタイミングを選ぶだけだ」
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　ただ、「今週末は彼にとって適切な時期ではないかもしれない。その判断はまだしていない」とも語るオーストラリア人指揮官は、以前には強行出場をさせ裏目に出ていたなかで、慎重な姿勢も崩さない。

「彼は間違いなくトレーニングしているし、出場自体はできる。あとは、彼が日々のトレーニングにどう対応していくかを見ていかなければならない。彼はリハビリに本当に一生懸命で、できるだけ早く準備ができるように自分を限界まで追い詰めている。彼が出場できることは、我々にとって素晴らしいことだ」

　首位セルティックと、２位のレンジャーズとの勝点差は３。古橋は、シーズンの行方を大きく占うダービーマッチに、前田大然や旗手怜央らと共に出場なるか。その動向に日本のファンのみならず、スコットランド中が注目しているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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