現地時間３月29日、カタール・ワールドカップ（W杯）アフリカ最終予選（第２レグ）が行なわれ、ナイジェリアはガーナとホームで対戦した。

　第１レグはスコアレスドローで終わっていたなか、この日は開始10分でトーマス・パーティに先制を許す。それでも22分にウィリアム・トロースト＝エコングのPKで追いつくが、最後まで勝ち越し点は奪えず。アウェーゴール差で競り負け、４大会ぶりにW杯出場を逃した。

　この結果に怒り狂ったのが、ナイジェリアのサポーターだ。英紙『The Sun』によれば、タイムアップの笛が吹かれた後、次々とピッチに乱入し、ベンチを破壊するなど大暴れ。場内は大荒れとなり、物を投げつけられたガーナの選手たちは、逃げ惑うことを余儀なくされた。
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　米スポーツチャンネル『ESPN』の公式ツイッターが、「ナイジェリアのファンは、自国がワールドカップの出場権を獲得できなかったため、ピッチを襲撃し、トンネルに物を投げ捨て始めた」と綴り、一部始終を捉えた映像を公開すると、世界中のファンが反応。驚きや呆れの声で溢れている。

「完全に狂ってる」
「無法地帯の国だ」
「野蛮の根源がここにある」
「本当に気分が悪い！」
「フラストレーションは理解できるが、全くもって無意味」
「Dead team」
「Violence everywhere」

　こうした暴力行為は、さらなる悲劇を生むだけだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

FIFAワールドカップ・カタール2022 出場決定国一覧（※３月29日現在）

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