３月29日に開催されたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の最終戦で、日本代表はベトナム代表と埼玉スタジアム2002で対戦。１-１の引き分けに終わった。

　ここまで７勝２敗で首位の日本は、１勝８敗で最下位のベトナムに勝てば、１位通過が確定したが、19分にCKから先制点を献上。54分に原口元気のシュートを相手GKが弾いたところを、DF吉田麻也が確実に押し込み同点に追い付いたものの、勝ち越しゴールを挙げることができなかった。

　この結果を喜んだのが、中国のポータルサイト『捜狐』だ。ベトナムが勝点１しか伸ばせず、この後オマーンと戦う中国代表の５位が確定したからだ。

【動画】最下位相手にまさかの…日本対ベトナムのハイライト

　同メディアは「日本は中国に２つの神アシストをしてくれた」と見出しを打ち、「ベトナムは３ポイントを獲得できなかったため、追い抜かれずに済んだ。日本のおかげだ」と綴った。

　また、24日に日本がオーストラリアに勝ったことで、サウジアラビアのワールドカップ出場が決まり、その後の試合で、中国がサウジと引き分けたことにも言及。「日本がオーストラリアを倒していなければ、サウジアラビアは本気でプレーし、中国が引き分けるのは不可能だっただろう」と伝えた。

「日本は中国に２回続けて神アシストをしてくれた」と締めくくっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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