「華やかな今を楽しめ!」メッシ&ディ・マリアの代表引退示唆を受け、アルゼンチン指揮官が見解「W杯後を考えるのは無駄」

2022年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「人は年を取るし、普通のことだ」

メッシは自身最後のW杯となるかもしれないカタール大会で、輝きを放てるか。(C)Getty Images

 アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、リオネル・メッシとアンヘル・ディ・マリアの進退に関する発言について言及した。英メディア『90min』が伝えている。

 メッシは25日のベネズエラ戦(〇3―0、カタールW杯南米予選)後、「ワールドカップが終わったら、上手くいくか、いかないかによって、色々なことを考え直さなければならないだろうね」と、代表引退の可能性を示唆した。
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 一方のディ・マリアは、現時点ではカタールW杯までの間に母国での一戦が予定されていないなかで、「このシャツをアルゼンチンで着るのは、おそらく最後だったと思う」とインスタグラムで綴り、自身の立場をより具体的に明かしていた。

 スカローニ監督は、長年アルゼンチン代表を牽引してきた34歳のコンビの発言に、29日に行なわれる同予選のエクアドル戦を前にした会見で反応。ひとつのサイクルが終わるたびに、選手が考えを巡らせるのは当然だと語っている。
 
「ワールドカップでプレーした後は、誰もが(自身の)評価を下すものだ。選手たちが何を考えているのかは分からない」

 そのうえで43歳の指揮官は「いずれにせよ、楽しまないといけない。将来のことを考える必要はなく、彼らの華やかな今を楽しめばいい。人は年を取るし、普通のことだ」と力説。余計なことは考えず、今この瞬間を楽しむよう呼び掛けた。

「なぜ、今が素晴らしいということを考えないんだ?なぜ、今を楽しまないんだ?ワールドカップ後に何が起こるか考えるのは無駄なことだ」

 2019年7月に宿敵ブラジルに敗れて以来、30戦無敗(21勝9分け)で、すでにカタール行きも決めているアルゼンチン。メッシやディ・マリアをはじめとした強力スカッドで、この勢いのまま世界の頂点へ駆け上がれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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