伊藤洋輝は昨夏にジュビロ磐田から、ブンデスリーガのシュツットガルトへとレンタルで加入。買い取りオプション付きの移籍と報じられていたが、両クラブの間で、その手続きが済んでいたようだ。

　現地紙『BILD』によれば、ここまで24試合に出場し、１ゴールという記録を残している伊藤を、クラブは高く評価。昨年11月の時点で「買い取りたいと思っている」と明言していたペッレグリーノ・マタラッツォ監督の信頼も厚く、１月の時点で買い取りオプションを行使したという。
 

　買い取り金額は50万ユーロ（約5000万円）。移籍金40万ユーロに今シーズンのレンタル料10万ユーロを合わせた金額であるようだ。

　シュツットガルトは現在、勝点26でリーグ14位につけているが、自動降格圏17位のビーレフェルト（勝点25）、入れ替え戦にまわる16位のヘルタ・ベルリン（勝点25）、15位アウクスブルク（勝点26）とは僅差で、気の抜けない状況にある。

　日本代表活動に参加していた主将の遠藤航もいち早くチームに戻った。コロナ陽性で前節を欠場した伊藤も次節は出場が可能になる見込みで、２シーズン連続の１部残留を果たすため、残り７試合での奮闘が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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