ミラン 最終ラインをテコ入れ ロマニョーリ獲得へ

2015年08月10日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

「2500万ユーロ+ボーナス」で交渉成立の見込み。

昨シーズンはレンタル先のサンプドリアでミハイロビッチ監督に師事したロマニョーリ。その恩師の待つミラン移籍が近づいている。 (C) Getty Images

 ミランはかねてから獲得に動いていたイタリアU-21代表CBアレッシオ・ロマニョーリ(ローマ)の獲得に大きく近づいた。
 
 ローマは7月、ミランが提示した移籍金2500万ユーロ(約35億円)のオファーを拒否していたが、その後エディン・ゼコ、モハメド・サラーを獲得して移籍金収支が大きくマイナスに傾いたことから、売却に踏み切らざるを得なくなっている。
 
 8月8日にはミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が代理人のセルジョ・ベルティと契約内容について話し合っており、ローマのワルテル・サバティーニSDも週明けにはガッリアーニと会談する予定。当初ミランがオファーしていた2500万ユーロにボーナスを上乗せする形で交渉が成立する見通しだ。
 
 ミランはロマニョーリの加入によってCBが1人過剰となるが、入れ替わりにイタリア代表歴を持つガブリエル・パレッタが放出される可能性が高い。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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